院長コラム
親の責任とサポート
「乳歯が生えてきた」、「永久歯が生えてきた」と小学生頃までは子供の歯のことは 良く知っているものです。
「歯磨きしてから寝なさい!」
「早く起きて歯を磨きなさい!」
なんて会話をしていませんか?
しかし、思春期を迎える頃から何故か言わなくなり、子供の歯の状態も分からなく なってしまいます。
社会人になれば自分の責任で歯も含めてすべてのことをしなけれ ばなりませんが、それまでは親としてしっかりとサポートしてあげたいものです。
人間にとって歯がどれくらい大切なものなのかを親が知っていなければ子供をサポー トするのも難しいと思います。
毎日の何気ない食事も歯があるから出来るのであって、歯が痛かったり、かみ合う歯 がなければ必然的に食事も美味しく感じなくなり、片寄った食生活になってしまいま す。
すると栄養のバランスも崩れて体全体に影響が出てきてしまいます。
それだけではなく、歯がなければ正しい発音も難しく、虫歯などにより口臭が出ると 対人関係にも影響が出てしまいます。
まずは「歯磨きをする」という習慣。
次に「食べかすや歯垢をきれいに取り除く」と いう正しい方法を身に付けれるようになるまで親がしっかりとチェックして健康を保 つためのサポートをしてあげる必要があります。
しかし、親も素人なのですから細かい所は私たち歯科医がお手伝いしましょう。
私たちも歯科医もわざわざ痛みを与える治療はしません。
予防と早期治療をしていれば、歯医者嫌いにもならない筈ですよね!?
今日からでもご家庭で、しっかりとサポートしてあげてくださいね!!
そして、もっと気軽に歯医者に来るようにして下さい。